マッチングアプリで結婚は可能?26歳で妻と出会った私の「質問力」

おしゃれなカフェの前でスマホを手に持ちながら笑顔で初めて対面する、マッチングアプリで出会った若い男女
目次

出会いがない社会人へ。アプリで結婚は本当にできるのか?

  • 毎日会社と家の往復だけで、新しい出会いなんて全くない
  • 周りはどんどん結婚していくのに、自分はこのままずっと一人なのだろうか
  • マッチングアプリに興味はあるけれど、本当に結婚に繋がるような真面目な出会いがあるの?

社会人になり数年が経つと、学生時代のように自然な出会いは激減します。仕事には慣れてきて少し余裕が出てきた反面、休日にふと一人で部屋にいると、得体の知れない孤独感や焦りが押し寄せてくる。そんな経験はありませんか?

タロウ

今のままの生活を続けていて、将来「普通の幸せ」を掴めるのだろうか?

特に「マッチングアプリ」という現代の圧倒的な主流ツールに対して、「遊び目的の人が多いのでは?」「親しくなっても、いざ結婚や相手の親への挨拶となった時に『アプリで出会った』と言って大丈夫なのか?」と不安を抱え、一歩を踏み出せずにいる人は少なくありません。

しかし、結論から言えば、マッチングアプリは「普通の幸せ」を掴むための、極めて有効かつ常識的なツールです。結婚できます。ただし、以下を先回りで意識したほうがいいでしょう。

この記事では、プライム上場企業で働き、現在二児の父親として「普通の幸せ」を噛み締めている私(タロウ)が、社会人4年目・26歳の時にマッチングアプリで妻と出会い、結婚に至ったリアルな実体験をお話しします。

机上の空論や小手先の恋愛テクニックではありません。そんなテクニックは場面によって変わりますし、いざというときに思い出せずじまいで意味がありません。

数々の失敗と後悔、そして成功体験から導き出した「失敗しないための先回りアドバイス」です。出会いがないと嘆く前に、この記事があなたの現状を打破するヒントになれば幸いです。

<この記事の現在地>本記事は、家族・人間関係の悩みを年代別に解決するロードマップの「第1の壁(出会い)」にあたります。結婚後の壁や全体像を先回りして知りたい方は、以下のまとめ記事もあわせてご覧ください。

「このままでいいのか」社会人4年目、26歳の漠然とした焦り

私がマッチングアプリに登録したのは、社会人4年目、26歳の時でした。

当時の私は、仕事の要領も掴み始め、後輩もできて少しばかりの自信を持てるようになっていました。しかし、プライベートに目を向けると、状況は決して明るいものではありませんでした。

休日は地元の友達と飲み、カラオケ、サッカーなどただただ時間を浪費していました。1人の時間は家で動画を見て過ごすだけ。彼女に関しては「いつかいい出会いがあるだろう」と高を括っていました。

しかし、現実はドラマではありません。そう、残酷です。「いつか」は待っていても永遠にやってこないのですだからと言って積極的に友達に紹介を頼むのも面倒だし。

ふとSNSを開けば、大学の友人たちの結婚報告がタイムラインに流れてくる年齢です。

「あれ、もしかして自分、このままいくとマズいのでは?」

過激な絶望感というよりは、漠然とした不安と焦りの頻度が増えていく感覚でした。取り返しのつかない大きな失敗をしているわけでも、金銭的に困窮しているわけでもない。ただ、このまま何の行動も起こさなければ、自分が思い描いていた「家族を持ち、安定した生活を送る」という『普通の幸せ』のレールから、静かに外れていくような気がしたのです。

待っているだけでは「普通の人生」すら手に入らない時代です。

合コンや街コンにも何度か足を運びましたが、一度に多数の人と浅く会話をするスタイルは自分には合わず、時間とお金だけが浪費されていく感覚がありました。

そんな時に真剣に考え始めたのが、当時徐々に市民権を得始めていたマッチングアプリでした。最初は「ネットで出会うなんて……」という抵抗感が少なからずありましたが、背に腹は代えられません。「失敗したくない」という強い思いを胸に、私はアプリの世界へ足を踏み入れたのです。

マッチングアプリは「コミュニケーション力」の総力戦

実際にマッチングアプリを始めてみて痛感したのは、これが単なる「顔の品評会」ではないということです。

もちろん、プロフィール写真という「第一印象」は非常に重要です。清潔感のない写真や、画質の粗い自撮り写真では、スタートラインにすら立てません。しかし、写真だけでマッチングし、トントン拍子に結婚まで進むような甘い世界ではありませんでした。

マッチングアプリで真に試されるのは、自己紹介文からメッセージのやり取り、そして実際にお会いした時の「総合的なコミュニケーション力」です。

最初は私も失敗ばかりでした。自己紹介文を無難に「休日は映画を見ています。よろしくお願いします」とだけ書いてみたり、マッチングした相手へのメッセージで「こんにちは!休日は何をしているんですか?」といった、相手が何度も他の男性からもらうような退屈な定型文を送ってしまったり。結果は当然、メッセージのフェードアウト(音信不通)です。

ここで私は立ち止まり、戦略を練り直しました。 相手の女性は、日々何十通、何百通というメッセージを受け取っています。その中で「この人と会ってみたい」と思ってもらうためには、自分の貴重な時間とお金を使ってでも会いたくなるような「安心感」と「誠実さ」を伝える必要があります。

自己紹介文では、仕事に対する真面目な姿勢や、将来どんな家庭を築きたいかといった価値観を丁寧に言語化しました。そして、メッセージのやり取りでは、相手のプロフィールを熟読し、共通の話題を見つけて「あなたに興味を持っています」というメッセージを個別化して送るようにしたのです。

こうした小さな工夫(ブラッシュアップ)の積み重ねが、後の妻との運命的な出会いへと繋がっていきます。

※本気で将来を見据えたパートナーを探すなら、利用するアプリの選定も極めて重要です。遊び目的の人が多いアプリではなく、婚活・恋活に真剣なユーザーが集まる優良なサービスを選ぶことが、失敗しないための第一歩となります。そして「相手を探せる自分」になるための準備に1.1倍のブラッシュアップをすることを忘れずに。

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相手を知るための「話させるスキル」が運命を変える

プロフィールとメッセージの改善により、私は何人かの女性と実際にお会いする機会を得ることができました。そして、その中の一人が現在の妻です。

初めて会う日の緊張感は今でも覚えています。後の妻の希望もありいきなりロングドライブデートだったので「会話が途切れたらどうしよう」「つまらない人間だと思われたらどうしよう」。そんな気持ちで待ち合わせ場所に向かいました。

しかし、ここで私が意識したのは、テレビのバラエティ番組のMCのように「場を爆笑させて盛り上げる」ような小手先のテクニックではありません。私のような普通の人間には、そんな魔法のようなスキルは備わっていないからです。しかも、そんなテクニックは長時間持ちません。

私が徹底したのは、「相手を深く知りたいと思い、気持ちよく話してもらう」という『話させるスキル(いわゆる質問力)』です。

人は「自分の話を真剣に聞いてくれる人」に好意と安心感を抱きます。

「休日は何をしてるんですか?」という単発の質問で終わらせるのではなく、そこから話を広げることを意識しました。 例えば、相手が「カフェ巡りが好きです」と答えたら、「どんなカフェが好きなの?」と深掘りし、「いつ頃からカフェに行き始めるようになった?」と質問していくと人生の時系列を遡れます。そこから「じゃっかん話が変わるけど高校生(または中学生)の時ってクラスでどんなポジションだった?」だったり、「そのころから人気あったでしょ?」など、相手のことに興味を持ち、人柄を予想し、答えてもらい、会話を楽しむという共感と自己開示を交えながら次の質問を繋げていく。

相手の言葉の端々に隠された「もっと話したいこと」「こだわっていること」を拾い上げ、興味を持って質問を投げかける。誠実なコミュニケーションとは、自分が面白い話をしてアピールすることではなく、相手の価値観や人柄を尊重し、理解しようとする姿勢そのものです。

妻は後日、「初めて会った時、私の話をすごく楽しそうに聞いてくれて、この人なら自然体でいられると思った」と語ってくれました。もし私が、自分を良く見せようと武勇伝や自慢話、そしてネットでもわかるような行先の詳細情報ばかりしていたら、間違いなく二回目のデートはなかったでしょう。

25歳を超えたら「結婚を前提とする覚悟」を持て

交際が順調に進むにつれて、次なる大きな壁として立ちはだかるのが「相手の親への挨拶」です。

「出会いのきっかけを聞かれたら、マッチングアプリと正直に答えていいのだろうか?」 これは当時の私が悩んだポイントであり、今この記事を読んでいるあなたも不安に感じている部分かもしれません。人目を気にしない方が楽に生きられると言いますが、結婚式をするとしたら絶対出会いのきっかけを公に話すことになるよなぁ…などと考えたらフワッとした状態で突き進むのは危険だと感じました。

しかし、ここで重要な「先回りアドバイス」があります。

おおよそ25歳以上でマッチングアプリを利用するのであれば、「結婚を前提にアプリを使う覚悟」が必要です。

「とりあえず恋人が欲しい」という軽い気持ちではなく、「自分の人生を共に歩むパートナーを真剣に探す」という覚悟。この真剣な覚悟は、言葉にして声高に叫ばずとも、メッセージの文面やデートでの立ち振る舞い、誠実なコミュニケーションを通じて必ずその真剣さが相手に伝わります。

言葉に出してしまうと重くとらえられてしまう可能性があるので、わざわざ相手に伝える必要はありませんが、自分の中で覚悟しておいた方がいいということです。

そして、その覚悟を持った決断力こそが、親への挨拶という試練を乗り越える最大の武器になります。

私たちが親へ挨拶に行った際、やはり「どこで知り合ったの?」という質問が出ました。私は一瞬躊躇しましたが、嘘をついても後で綻びが出るだけだと考え、正直に「マッチングアプリというインターネットサービスで出会いました」と伝えました。

当然、親世代にとっては馴染みのないツールであり、最初は少し戸惑ったような表情をしたように感じましたが、私はそれに続けて、普通の生活を続けていたら彼女には間違いなく会えていないことや、そんな彼女の産みの親である両親がどのような人生を歩んできたのかという部分にフォーカスし、会話を楽しむことにフルパワーを注ぎました。

結果として、彼女の親御さんは「出会いのきっかけは何であれ、娘が選んだ誠実そうな青年であるなら」と、私たちの結婚を温かく見守ってくれることになりました。

ツールはあくまでツールです。重要なのは「何を使って出会ったか」ではなく、「どんな覚悟を持って出会い、これからどう生きていくか」という本質的な部分なのです。

恋愛に綺麗なマニュアルはない。誠実さと行動あるのみ

世の中には「マッチングアプリ完全攻略法」や「百発百中で落とせる恋愛心理学」といった情報が溢れています。しかし、現実の恋愛や人間関係において、誰にでも当てはまるような綺麗なマニュアルや、一発逆転の成功法則など存在しません。

相手は感情を持った生身の人間です。テクニックで一時的に気を惹くことができても、その後の長い結婚生活、つまり「普通の幸せ」を何十年と維持していくためには、メッキは必ず剥がれます。

求められるのは、泥臭くても現実的で、着実な行動です。

  • 自分の現状から目を背けず、出会いの場に身を置くこと。(ライフステージに合わせたアプリ等のサービスを選ぶこと)
  • 自分のプロフィールを客観的に見直し、相手目線で改善を繰り返すこと。
  • 「自分をわかってほしい」という欲求を抑え、まずは「相手を知ろうとする」質問力を磨くこと。
  • そして、いざという時に結婚という責任を引き受ける決断力を持つこと。

社会人4年目、26歳という年齢は、キャリアにおいてもプライベートにおいても、多くの選択と決断を迫られる時期です。ここで「まだいいや」「失敗するのが怖いから何もしない」と立ち止まってしまえば、気づいた時には取り返しのつかない後悔を抱えることになりかねません。

私がマッチングアプリを通じて得たのは、最愛の妻だけではありません。「自ら考え、行動し、相手と誠実に向き合うことでしか、自分の人生は切り拓けない」という、人生における重要な教訓でした。

昨日より1.1倍のブラッシュアップが普通の幸せを作る

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。 「出会いがない」「アプリは不安だ」と悩んでいたあなたの心が、少しでも前に向くきっかけになれたのなら、これほど嬉しいことはありません。

最後にお伝えしたいのは、人生の基本原則です。

普通の人生を攻略するための劇的な魔法など存在しません。周囲と同じレベルで頑張っているつもりでも、それは0.9倍の掛け算になってしまう可能性があります。ポイントは、昨日よりも1.1倍のブラッシュアップを積み重ねること。

プロフィール写真を少しだけ明るい場所で撮り直してみる。メッセージを送る前に、もう一度相手のプロフィールを読み返してみる。デートで相手の話に耳を傾け、気の利いた質問を一つ多く投げかけてみる。

その小さな差異にこの記事がお役に立てれば嬉しいですし、それこそが目まぐるしく変革する社会でも平均以上に適合できて、自分が望む『普通の人生』を掴み取るための唯一の道だと確信しています。

さあ、今日から「1.1倍の行動」を始めましょう。あなたの「普通の幸せ」を守り抜くための先回りの準備は、もうすでに始まっています。

「数打てば…」とはよく言ったもので、入り口であれこれ悩むのは愚策です。トライ&エラーの回転が速い人ほど結果が出るのは、仕事も私生活も全てに共通します。

次のステップへ:結婚はゴールではなく「スタート」です

マッチングアプリでの出会いは、「普通の家庭の幸せ」における最初の関門です。 この先、「相手の親への挨拶」や「結婚生活での葛藤」「子育てのリアル」など、年代別にさまざまな壁が訪れます。

事が起こってから悩むのではなく、事前にどんな壁があるかを知り、対策を打っておくことが「普通の幸せ」を守り抜く最大の防衛線です。今後の全体像と先回り対策については、以下のロードマップで公開しています。ぜひチェックして、あなたにとって普通の幸せな人生を手に入れてください。

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この記事を書いた人

プライム上場企業で働く二児のパパ。現代では難易度MAXとなってしまった「普通の幸せ」を守る『人生先回りアドバイザー』。
些細な選択の積み重ねが招く「大きな失敗」を防ぐため、仕事、趣味、教育、人間関係、家計などにおける人生プランを日々模索中。

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